スマイルキッチン

社長あいさつ

創業以来、私は『モリヤマ』の中で育てられてきました。
前会長はとにかく、地域とお客様を大切にされていました。
いつも売り場に出て、お客様との触れ合う時間を持っておられました。
時代の変化とともに、特にこれまでの過去数年はディスカウントストアから本当のスーパーマーケットへと業態変更するのに大変苦労しました。
『子どもたちに正しく、楽しい食卓を』という理念の下で私達は何をしていくのかと考えた時、まさに原点に戻って商売をしていかなければならないということに気づきました。
私たちは、ただ売ればいい、利益が出ればいいという思いだけではやってはいけないのです。
大切な食の在り方や食文化が消えようとしている今、きちんとした食の情報を、未来を担う子どもたちに受け継いでい
かなければならないと思っています。その情報を伝えていくことが私達の使命だと考えています。

魚のさばき方や料理方法など、簡単な事からでいいんです。
家庭の食卓を預かるお母さん方に日々のお買い物を通じて私たちはお母さん達のサポーターにならないといけない。
もう一度、食べる事とはどういう事なのか、真剣に考えて頂きたく、私達は色んな方法で情報発信をしていきます。

現在、弊社では、多治米町でスーパーマーケットを展開しています。
店舗では、お客様と社員が笑顔で喋っている光景があちこちで見えます。
地域に根付く店舗づくりという面からも、地域の行事は必ず把握しています。
行事があれば、それに想定した仕入れと販売を行い、望まれたらすぐに対応ができるようスピードを持って取り組んで
います。
一番の強みは、社員一人一人の意識が高いこと。
毎日いらっしゃるお客様も多く、今晩のおかずを買いにいらっしゃるだけでなく、ここで働いているスタッフに会うのを楽しみに来てくださっている方が多いんです。
常に心がけているのは、お客様の期待を裏切らないこと。安心で安全な商品を提供するのはあたりまえなんです。
私達はここに来てくださるお客様の為に、これからももっと新しい事へチャレンジしていきます。
具体的には、お客様に専門的な知識で対応できるコーディネーターを置くこと、そして新店舗には『テストキッチンコーナー』を造ること。お客様には色々なかたちで食に触れて頂きたいと考えています。
メーカーさんの新商品紹介コーナーでもいい、魚のおろし方を学んでもらえる、またはキッチンを開放して地域のお子さん達に自由に使ってもらってもいいじゃないですか。そんな楽しいスーパーがあるのって素晴らしいですね。

代表取締役　社長　森山　尚樹